【祝就労】ホップ・・・ステップ・ジャンプ そして🐦
こんにちは。「Bonはは」です。今日は9月からボンシュシュ卒業して就労が決まったMSさんのお話。ご本人はもちろんのこと、MSさんにかかわったボンシュシュ以外の職員も嬉しくって是非お伝えしたいんです。
ボンシュシュでは、毎年雇用契約を伴う一般就労やA型事業所へステップアップする利用者さまが数名いらっしゃいます。ただ、MSさんのように60代で就労が決まった方は初めてなんです。
MSさんは系列事業所のグループホーム ラファミド八王子に8年滞在でした。日中のお仕事はグループホームのすぐ近くにあるエスプリ | 就労継続支援B型事業所に在籍したりお掃除のお仕事したりしてから、オープニングと共にボンシュシュへ転籍。 ボンシュシュでの工賃が安定してきたところで、ラファミド八王子をでて一人暮らし開始。 金銭面も生活面も支援あり相談に乗ってくれるグループホームでの生活から、ボンシュシュでの忙しい週5通所をしながらお金の管理や家事全部自分でこなす一人暮らし。落ち込んだときは相談支援の職員が自宅訪問したり、公共料金の登録はグループホームの職員が退所後もサポートしたり、役所の支援を上手に受けれるようにサポートしながら一人ぐらし頑張りました。
グループホーム ラファミド八王子でのホップ・・・
ラファミド八王子は、全ての施設が滞在型です。そして、「シェアハウスタイプ」と「アパートタイプ」があるんです。 MSさんははじめラファミド八王子の「シェアハウスタイプ」で、生活面での支援を多く受けながらゆっくり自立の力をつけてきたそうです。金銭管理がなかなかうまくいかなかったり、お仕事休みがちになって、部屋も汚くなるし、ずど~んと落ち込み復活がまで遠い道のり、、、みたいな時期を、相談支援いまここやラファミド八王子の担当職員、B型事業所エスプリの担当職員が密に連絡を取って、いろんな支援方法やアドバイスを各方向からおこなったことで、生活も改善、安定したところで別の棟にあるアパートタイプに引っ越しをします。 そして、アパートタイプで金銭管理のみ支援を受けながら、一人暮らししたいなぁって思っていたそうです。
エスプリからボンシュシュへのステップ
B型事業所エスプリでMSさんの作業の様子を見ていたボンシュシュ開所責任者から声が掛かりボンシュシュオープニングの利用者さまとなりました。 ボンシュシュは朝から晩まで大忙し。工賃も前事業所よりUP、開所時は人手もなかったので一人でたくさんのお仕事をこなしてくれました。利用者さまスタッフ一丸となっていたこともあり、通所が安定し、工賃がかなり手元に残り一人暮らしが現実味を帯びてきました。 そして、地域の社会福祉協議会、相談支援いまここ、ラファミド八王子、ボンシュシュの助言、協力を得てボンシュシュオープンから半年後、MSさん一人暮らし始めたんです。(ちょっと無理じゃない?!と思う人もいたかもしれませんが、、、) もちろん、この間順風満帆でもなく、使いすぎちゃって支払計画を職員と一緒に検討しながら返済したりしたけれどそれも予定よりずっと早く完済!!
一般就労へジャンプ
ボンシュシュのオープニングから頑張ってくれたMSさん、ボンシュシュでの最後はフライヤー(揚げ物担当)として、人気のカレーパンや、ツイストをたくさん揚げてくれました。臨機応変に対応できて何を任せても大丈夫なMSさんはいないと困るけど、後輩の利用者さまにも技をしっかり伝授してボンシュシュ卒業です。
そして これから
ボンシュシュは開所3年半たちました。利用者さまやスタッフの成長はもちろんですが、各種学校や地域のイベント、今までのいろいろな活動の種まきがこうやって少しづつ実を結んできています。 また、今回のMSさんのように、相談支援いまここ、グループホームラファミド八王子、B型事業所エスプリと、系列事業所でタッグを組んだことで、職員間の連絡が密になり難しい年齢での就労サポートができました。
人それぞれ相性はありますが、短期間で結果を出すのではなく、長い目で見て利用者さまの得手不得手をたくさんの職員が共有することでこのような支援が可能になります。 一般就労へなかなか思い通り繋がらない、、、と思っている方のほんのちょっとでも参考になれば幸いです。
MSさん本当におめでとう🌸